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郷長
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さとおさ
ふりがな文庫
“
郷長
(
さとおさ
)” の例文
郷長
(
さとおさ
)
嘉門は六十歳ほどで、土着の武士であるだけに、容貌
魁偉
(
かいい
)
風采堂々、まことに立派なものであったが、伊賀袴を穿き陣羽織を着し、自分の屋敷の母屋の縁に、寛々と腰をかけていた。
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
青塚と申す
郷
(
さと
)
へいで、そこの
郷長
(
さとおさ
)
佐原嘉門、この
仁
(
じん
)
の屋敷へおいでくだされ。
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
郷長
(
さとおさ
)
佐原嘉門は、あらかじめ鵜の丸兵庫から、こうあることを聞かされていたので、少しも恐れず
躊躇
(
ちゅうちょ
)
せず、ほとんど土兵、郷士として、日頃から充分訓練してある、郷民を屋敷へ招集し
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“郷長”の意味
《名詞》
律令制において郡司のもとで一つの郷を司った地方官。
(出典:Wiktionary)
“郷長”の解説
郷長(ごうちょう)とは、古代日本において、律令制の末端組織である郷を統べる官職である。郷が里と呼ばれていたときには里長(さとおさ/りちょう)と呼ばれていた。
(出典:Wikipedia)
郷
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“郷”で始まる語句
郷
郷里
郷士
郷愁
郷国
郷土
郷党
郷人
郷武者
郷々