“むらおさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
村長90.0%
郷長10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曹操は、それを眺めて、「地頭や村老をよべ」と命じ、やがて、恐る恐る揃って出た村長むらおさや百姓たちに向って、こうさとした。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「大殿。ただ今、神官や村長むらおさどもが、御門出おんかどでの祝いにと、この山の渓流でれた串魚くしざかなやら餅など捧げ持って見えましたが」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と云うのはせっかくに白河戸郷の、郷長むらおさの娘の小枝さえだという乙女を、奪って小脇に抱えている。
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)