“戸主”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こしゅ50.0%
へぬし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祖父母は母屋を仕切って裏の方に隠居いんきょし、母から三番目の叔母は二里ばかり離れた町の商家にかたづき、小さい叔父は出家し、大きい叔父——私たちを迎えに来てくれた——が後をいで戸主こしゅとなり
いわゆる相嘗のとうとい役に奉仕する神主たちも、元は必ずその田を管理した戸主へぬし郷長ごうちょうまたは人このかみと呼ばれるような、一定の農民の中から出ていたものと思う。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)