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避
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のが
ふりがな文庫
“
避
(
のが
)” の例文
人々は、最早、文芸を読むことによって生活をよくしようなぞという望みを失ったのである。民衆は、この七転八苦の物質的生活の苦悩から
避
(
のが
)
れんとして、勢い享楽的なものを求める。
大衆文芸作法
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
塵の世のわづらひより
避
(
のが
)
れ、理路の
難
(
むづ
)
かしきを辿らで、
暢
(
のびや
)
かなるこころは
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
彼は背後に、
附纏
(
つきまと
)
う書斎からの視線を
避
(
のが
)
れるように急いで中学の門へ這入って行く。そうして、その小さな門を
潜
(
くぐ
)
った瞬間から、ともかくあの書斎からつき纏って来たものと別れることが出来た。
冬日記
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
避
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
“避”を含む語句
退避
避暑
逃避
避難所
忌避
避病院
日避
避暑客
避難者
神避
逃避的
遠避
避穀丸
雷避
避難
避雷針
回避
火避地
避寒
片避
...