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過世
ふりがな文庫
“過世”の読み方と例文
読み方
割合
すぐせ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐせ
(逆引き)
事のおきてに
違
(
たが
)
ふとて、せめらるゝ事の苦しきも、
過世
(
すぐせ
)
のつみの滅びんと、思ふ心に忍べりと、聞ける
吾身
(
わがみ
)
のいかにして、忍ばるべしや忍ばれん
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
過世
(
すぐせ
)
の深い縁であろう、浅緑の薫のなお
失
(
う
)
せやらぬ橘之助の浴衣を身につけて、
跣足
(
はだし
)
で、亡き人のあとを追った。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
誰れあらん小松殿の嫡男として、名門の跡を繼ぐべき御身なるに、天が下に此山ならで身を寄せ給ふ處なきまでに
零落
(
おちぶ
)
れさせ給ひしは、
過世
(
すぐせ
)
如何なる因縁あればにや。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
過世(すぐせ)の例文をもっと
(6作品)
見る
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“過”で始まる語句
過
過失
過去
過日
過般
過言
過敏
過程
過誤
過越
検索の候補
世過
過去世
“過世”のふりがなが多い著者
河口慧海
高山樗牛
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花