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逸
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は
ふりがな文庫
“
逸
(
は
)” の例文
下り松の辻はすぐ下であり、その辻には、吉岡方の
逸
(
は
)
ぐれた人数が四、五十名もいて、彼が今、小高いところに立った姿を見つけると、一斉にわッとここへ寄せて来た。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「女に喰い
逸
(
は
)
ぐりはねえやな。お前が留守になりゃ、今度はもっと若い野郎が、上さんの食うから寝るまでいっさい世話するてえんだから、お前も安心してひき取んねえ。」
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
スポーツも必要ですけれど心の底の優しい愛の芽をはぐくんで、其の愛の力に依って、
逸
(
は
)
やる男達の心を
和
(
やわら
)
げ、社会を楽しい天国のように、他国の人とも融合させて行かねばなりません。
母と娘
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
逸
常用漢字
中学
部首:⾡
11画
“逸”を含む語句
独逸
飄逸
都々逸
逸見
逸早
逸物
逸話
安逸
逸足
逸出
逸品
逸散
獨逸
放逸
逸人
逸脱
逸駿
見逸
逸雄
逸作
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