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逢著
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ほうちゃく
ふりがな文庫
“
逢著
(
ほうちゃく
)” の例文
しかし、綿々として感情を
縷述
(
るじゅつ
)
する事をせず、その感情を内に蔵して
逢著
(
ほうちゃく
)
する人事を写す。読者はその写す所の事を通して、作者の感情を
覗
(
うかが
)
う。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
ああわが邦人の美術文学に対する鑑識の極めて狭小薄弱なる
一度
(
ひとた
)
び新来の珍奇に
逢著
(
ほうちゃく
)
すれば世を挙げて
靡然
(
びぜん
)
としてこれに
赴
(
おもむ
)
き、また自己本来の特徴を顧みるの余裕なし。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この対話を聞いた時に、私はなんだか非常に恐ろしい事実に
逢著
(
ほうちゃく
)
したような気がした。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
裏門の寺に
逢著
(
ほうちゃく
)
す
蓬
(
よもぎ
)
かな
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
逢
漢検準1級
部首:⾡
11画
著
常用漢字
小6
部首:⾋
11画
“逢”で始まる語句
逢
逢着
逢瀬
逢曳
逢引
逢魔
逢坂
逢坂山
逢紀
逢度