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這出
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はいい
ふりがな文庫
“
這出
(
はいい
)” の例文
面
(
おもて
)
にべったり
蜘蛛
(
くも
)
の巣を
撫払
(
なではら
)
いて、縁の下より
這出
(
はいい
)
づるは、九太夫にはちと男が好過ぎる赤城の下男八蔵なり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
昼間
何処
(
いずく
)
にか潜伏して、絶えて人に
見
(
まみ
)
えず、
黄昏
(
こうこん
)
蝦蟇の
這出
(
はいい
)
づる頃を期して、
飄然
(
ひょうぜん
)
と出現し、ここの軒下、かしこの塀際、垣根あたりの
薄暗闇
(
うすくらやみ
)
に隠見しつつ
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
這
漢検準1級
部首:⾡
11画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“這”で始まる語句
這入
這
這々
這般
這奴
這上
這麽
這込
這個
這裏