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逆立
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よだ
ふりがな文庫
“
逆立
(
よだ
)” の例文
世に
無惨
(
むざん
)
なる話しは数々あれど本年七月五日の朝築地
字
(
あざな
)
海軍原の傍らなる川中に
投込
(
なげこみ
)
ありし死骸ほど無惨なる有様は稀なり
書
(
かく
)
さえも身の毛
逆立
(
よだ
)
つ翌六日府下の各新聞紙皆左の如く記したり
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
この恐ろしい混沌の中から逃げ出そうと必死になって這いずり廻ると、自分の掌に苔のようなものや爬虫類の肌のようなヌルヌルしたものがまつわりつき、思わずゾッと身の毛を
逆立
(
よだ
)
たせる。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
本気、狂気の見分けも附けずに。
滅多矢鱈
(
めったやたら
)
に追い込み蹴込むと。聞いただけでも身の毛が
逆立
(
よだ
)
つ。地獄というのがそこらに在ります。見かけは立派な精神病院。嘘というなら這入って見なされ。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
逆
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“逆”で始まる語句
逆
逆上
逆手
逆鱗
逆落
逆様
逆茂木
逆捻
逆襲
逆巻