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追掛
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おっかけ
ふりがな文庫
“
追掛
(
おっかけ
)” の例文
もっともね、居ると分ったら、
門口
(
かどぐち
)
から
引返
(
ひっかえ
)
して、どこかで呼ぶんだっけ。
媽々
(
かかあ
)
が
追掛
(
おっかけ
)
るじゃないか。仕方なし奥へ入ったんだ。
一間
(
ひとま
)
しかありやしない。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼
(
あ
)
れと夫婦約束して女房にしようと思ったが、此の頃変に厭になって何うかして江戸へ
帰
(
けえ
)
そうと思って
手段
(
てだて
)
をしたが、小兼めぎゃア/\
狂人
(
きちげえ
)
の様になって
私
(
わっち
)
を殺すって
追掛
(
おっかけ
)
るのさ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お
前
(
めえ
)
の御亭主が脇差を抜いて
追掛
(
おっかけ
)
る時に、私が
打倒
(
ぼっころ
)
んだ上へ
跨
(
また
)
がって殺すべえとするから、一生懸命に人殺しい/\と云うと、其の時
向山
(
むこうやま
)
を通り掛けたのは
貴方
(
あんた
)
の
兄
(
あに
)
さんで、鹿を
打遁
(
ぶちにが
)
して
帰
(
けえ
)
る
路
(
みち
)
で
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“追掛”で始まる語句
追掛廻