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輩出
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はいしゅつ
ふりがな文庫
“
輩出
(
はいしゅつ
)” の例文
またこの国が、古来からすぐれた人材を
輩出
(
はいしゅつ
)
していながら、まだ一人の天下取りも出していない点を
諷
(
ふう
)
した言葉と考えてもさしつかえない。
銀河まつり
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「新島襄何者ぞ? 彼の如きは群馬県の本領を語るものに非ず。群馬県からはもっと豪い人物が
雲霞
(
うんか
)
の如くに
輩出
(
はいしゅつ
)
している」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
それに一生をささげて
悔
(
く
)
いない青年、そうした青年が
輩出
(
はいしゅつ
)
してこそ、日本の国士がすみずみまで若返り、民族の将来が真に
輝
(
かがや
)
かしい生命の力にあふれるのであります。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
素人
(
しろうと
)
の熱心な飼育家も多く
輩出
(
はいしゅつ
)
した。育てた美魚を競って品評会や、美魚の
番附
(
ばんづけ
)
を作ったりした。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
わしがこの大業を
創
(
はじ
)
めれば、世をあげて、史才の学徒が
輩出
(
はいしゅつ
)
してくるに決っておる。次に古書典籍の史料は、案ずるに及ばぬ。わしは無限大な蔵書家を知っている。それは日本という持主である。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
漢室の
衰兆
(
すいちょう
)
、
蔽
(
おお
)
いがたしと見るや、
姦臣
(
かんしん
)
輩出
(
はいしゅつ
)
、内外をみだし、主上はついに、洛陽を捨て、長安をのがれ給い、玉車に
塵
(
ちり
)
をこうむること二度、しかもわれら、
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(
そうもう
)
の微臣どもは、憂えども力及ばず
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“輩出”の意味
《名詞》
優れた人材が次々と世に出ること。
優れた人材を続けて出すこと。
(出典:Wiktionary)
輩
常用漢字
中学
部首:⾞
15画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“輩”で始まる語句
輩
輩下
輩共