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身体付
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からだつき
ふりがな文庫
“
身体付
(
からだつき
)” の例文
旧字:
身體付
あるひは
反
(
そ
)
り返るほど
後
(
うしろ
)
に振向きたる若衆の顔を描き、半分しか見えざる
仇
(
あだ
)
な
身体付
(
からだつき
)
によりて
巧
(
たくみ
)
に余情を紙外に
溢
(
あふ
)
れしめたり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それこれと当時の事を思い出すにつけて兼太郎は娘のお照が顔立は母に似ているが
身体付
(
からだつき
)
は自分に似たものかそれほどデクデクもしていないのを見ると共に
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
肩のいかった
身体付
(
からだつき
)
のがっしりした女であるが、長年
新富町
(
しんとみちょう
)
の何とやらいう
待合
(
まちあい
)
の女中をしていたとかいうので
襟付
(
えりつき
)
の
紡績縞
(
ぼうせきじま
)
に
双子
(
ふたこ
)
の
鯉口半纏
(
こいぐちはんてん
)
を重ねた襟元に新しい
沢瀉屋
(
おもだかや
)
の
手拭
(
てぬぐい
)
を掛け
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
然るに春章の
錦絵
(
にしきえ
)
に至りては、例へば四世団十郎(五粒)三世団蔵(市紅)元祖
歌右衛門
(
うたえもん
)
(歌七)元祖中村
仲蔵
(
なかぞう
)
(秀鶴)等の如き、その
容貌
(
ようぼう
)
の特徴往々にして
身体付
(
からだつき
)
の癖をも交へたれば
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
小半はいかにも血色のよい大柄ながっしりした
身体付
(
からだつき
)
。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“身体”で始まる語句
身体
身体中
身体検査
身体裝飾
身体髪膚
身体上
身体軽
身体附
身体全部
身体効果