“跡職”の読み方と例文
読み方割合
あとしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ皆町の息子親の呼んで当てがう女房を嫌い、傾城(けいせい)に泥(なず)みて勘当受け、跡職(あとしき)を得取らずして紙子(かみこ)一重の境界となる類(たぐ)い、我身知らずの性悪(しょうわる)という者ならずや
よし斃(たお)るるも、兄弟(きょうだい)子(こ)ある者には、跡職(あとしき)の儀は申すに及ばず、兄弟子なき者どもとて筋目筋目の縁を尋ね出し、後々の跡目恩賞は決して相違あるものではない。尤(もっと)も働きの高下にはよるが
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)