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越人
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えつじん
ふりがな文庫
“
越人
(
えつじん
)” の例文
かつて一度は同じ連衆に参加した者の間にすら、
後々
(
のちのち
)
は異説を生じ、
越人
(
えつじん
)
と
支考
(
しこう
)
、
許六
(
きょりく
)
と
惟然
(
いぜん
)
などは互いに
罵
(
ののし
)
りまた争っていたのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
主命を辱しむること、見よ、かくのごとし、既に仁恵といういずくんぞ
越人
(
えつじん
)
と
秦人
(
しんじん
)
とを分たん、されどもこれを
則
(
おきて
)
と謂わば、また論ずるに足らざるなり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
扁鵲
(
へんじゃく
)
もそう言っている、「
越人
(
えつじん
)
よく起すべき者を知って
之
(
これ
)
を起す」
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
君が代や筑摩祭も鍋一つ
越人
(
えつじん
)
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
という
其角
(
きかく
)
と
越人
(
えつじん
)
の
両吟
(
りょうぎん
)
は、親がまじないのためにわが子に他人という名を付ける風習を
咏
(
えい
)
じたもので、この俗信は今でもまだ地方には
痕
(
あと
)
を留め
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
そろばん置けば物知りといふ
越人
(
えつじん
)
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“越人”で始まる語句
越人関弓録