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赤面
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あかづら
ふりがな文庫
“
赤面
(
あかづら
)” の例文
鬚
(
ひげ
)
だらけの
獰猛
(
どうもう
)
な
赤面
(
あかづら
)
を仰ぎながら、厳格、森儼を極めた新任の訓示を聞いている
中
(
うち
)
にも、そのブルブルが一層烈しくなって
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
人さんからは、この
赤面
(
あかづら
)
のため、赤馬だの
赤髪鬼
(
せきはつき
)
などとアダ名されております。どうか今後とも、お見知りおきのほどを
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
巨人ハルク、その後に水夫竹見、そのまた後に、ノーマ号のあらくれ船員どもがずらりと、一くせ二くせもある
赤面
(
あかづら
)
が並んで、前へおしだしてくる。
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
或る時は酔っぱらいの
赤面
(
あかづら
)
となり、或る時は死人の様に青ざめ、或る時は
黄疸病
(
おうだんや
)
みの物凄い形相を示し、又ある時は真暗闇の中の声のみとなり、それが奇怪なる物語の内容と入れ混って
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
北
独逸
(
ドイツ
)
の人は男も女も牛の様に大きく
肥
(
ふと
)
つて一般に
赤面
(
あかづら
)
をして居る。
巴里
(
パリイ
)
や
倫敦
(
ロンドン
)
では自分達と同じ背丈の、
小作
(
こづくり
)
な、きやしやな人間の方が多いのに、
此処
(
ここ
)
ではどの男もどの女も仰いで見ねばならない。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
興世王は、もう
赤面
(
あかづら
)
の
舞楽面
(
ぶがくめん
)
みたいになって、しきりに、泰平を謳歌していた。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“赤面”の意味
《名詞》
赤面(せきめん)
感情が顔に出て赤くなること。
恥ずかしさのあまり顔を赤らめること。
(出典:Wiktionary)
“赤面”の解説
赤面(せきめん)は、人間の無意識な行為の一種で、他人と対話する際などに顔が紅潮してしまう現象をいう。対処法については、「赤面#対処法」を参照。
(出典:Wikipedia)
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“赤面”で始まる語句
赤面狼狽
赤面美髯