“赤銅斜子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃくどうなゝこ50.0%
しやくどうなゝこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから廿日正月までに、おさやぬりから柄糸つかいとを巻上げますのは間に合いますと、そこは酔っていても商売ゆえ、後藤祐乘ごとうゆうじょうの作にて縁頭ふちがしら赤銅斜子しゃくどうなゝこに金の二ひきのくるい獅子の一輪牡丹
拜見するにうたがひもなき天下三品の短刀にて縁頭ふちがしら赤銅斜子しやくどうなゝこに金葵の紋散し目貫は金無垢の三疋の狂獅子くるひじしさくは後藤祐乘いうじようにて鍔は金の食出し鞘に金梨子地に葵の紋散し中身は一尺七寸銘は志津三郎兼氏かねうぢなり是は東照神君が久能山くのうざんに於て御十一男紀州大納言常陸介頼宣卿へ下されし物なり又同じこしらへにて備前三郎信國のぶくにの短刀は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)