“赤銅縁”の読み方と例文
読み方割合
しゃくどうぶち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落城ののち、忠利は数馬に関兼光せきかねみつの脇差をやって、禄を千百五十石に加増した。脇差は一尺八寸、直焼すぐやき無銘、横鑢よこやすり、銀の九曜くよう三並みつならびの目貫めぬき赤銅縁しゃくどうぶち金拵きんごしらえである。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)