“赤暖簾”の読み方と例文
読み方割合
あかのれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柳吉は相変らず浄瑠璃の稽古に出掛けたり、近所にある赤暖簾あかのれんの五銭喫茶店きっさてんで何時間も時間をつぶしたりして他愛なかった。蝶子は口が掛れば雨の日でも雪の日でも働かいでおくものかと出掛けた。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)