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贈遺
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ぞうい
ふりがな文庫
“
贈遺
(
ぞうい
)” の例文
キリスト教徒が鶏卵を食い相
贈遺
(
ぞうい
)
するに付いて、諸他の習俗、歌唄、諺話、欧州に多いが、要するに天の卵より雛の生まれ出るにキリストの復活を比べ
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
逃虚集
(
とうきょしゅう
)
十巻、続集一巻、詩精妙というにあらずと
雖
(
いえど
)
も、時に逸気あり。今其集に
就
(
つい
)
て交友を考うるに、珙と
張天師
(
ちょうてんし
)
とは、最も
親熟
(
しんじゅく
)
するところなるが如く、
贈遺
(
ぞうい
)
の
什
(
じゅう
)
甚
(
はなは
)
だ
少
(
すくな
)
からず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
親属
故旧
(
こきゅう
)
の音信
贈遺
(
ぞうい
)
一両ばかり、すべて十一両余を引き、残る所二、三分に足らず。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
本来は主として諸侯の間の財物の
贈遺
(
ぞうい
)
であって、これに
由
(
よ
)
って尊敬または関心の深さを表示するまでの約束はあったろうが、これを祭主に代ってみずから祭儀を
掌
(
つかさど
)
るものと解するほどの
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
贈
常用漢字
中学
部首:⾙
18画
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
“贈”で始まる語句
贈
贈物
贈賄
贈呈
贈答
贈主
贈称
贈言
贈品
贈与