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賭碁
ふりがな文庫
“賭碁”の読み方と例文
読み方
割合
かけご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけご
(逆引き)
母の手前そういう訳にもまいりませぬから、
渋々
(
しぶ/\
)
我家
(
わがや
)
へ帰り、様子を尋ねますると、友之助という者が
大伴蟠龍軒
(
おおともばんりゅうけん
)
と
賭碁
(
かけご
)
を打って負けましたので、女房お村を
奪
(
と
)
られた上に
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
何
(
ど
)
うも今日は
厭
(
いや
)
に
負
(
まけ
)
が込む。こんな日には
賭碁
(
かけご
)
でもしたら気が引立つかも知れない。何うだい、貴公には古松研、拙者には
沈南蘋
(
しんなんびん
)
の名画があるが、あれを一つ賭けてみようぢやないか。」
古松研
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
千葉の町の大きな料理屋、
万翠楼
(
ばんすいろう
)
の姉娘が、今の主人の、その頃医学生だったのと間違って。……ただ、それだけではないらしい。学生の癖に、悪く、商売人じみた、はなを引く、
賭碁
(
かけご
)
を打つ。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
賭碁(かけご)の例文をもっと
(6作品)
見る
賭
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
碁
常用漢字
中学
部首:⽯
13画
“賭”で始まる語句
賭
賭博
賭場
賭事
賭博場
賭物
賭博打
賭博者
賭弓
賭金
“賭碁”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
薄田泣菫
吉川英治
泉鏡花