“賤（さも）” の例文

相変らず賤（さも）しい愚痴も出て、たまに買って来る好きなオレンジも、めったに彼女の口へ入らず、肉や肴（さかな）も思いやりなく浚（さら）われてしまうのだそうであった。

仮装人物 (新字新仮名) ／ 徳田秋声(著)

“賤”の意味

《名詞》

(しず) 身分や地位が低いこと。又、身分や地位が低い者。
(出典:Wiktionary)

“賤（五色の賤）”の解説

五色の賤（ごしきのせん）とは、律令制の元で設置された古代日本の5種の賤民である。
近世の被差別民や近現代日本の被差別部落の直接的な起源であるとする説が存在するが、議論がある。
(出典:Wikipedia)

賤	漢検準1級 部首:⾙ 15画