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賤奴
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やつこ
ふりがな文庫
“
賤奴
(
やつこ
)” の例文
かれ血沼の海といふ。
其地
(
そこ
)
より𢌞り幸でまして、
紀
(
き
)
の國の
男
(
を
)
の
水門
(
みなと
)
六
に到りまして、詔りたまはく、「
賤奴
(
やつこ
)
が手を負ひてや、命すぎなむ」と
男健
(
をたけび
)
して
崩
(
かむあが
)
りましき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
「吾は日の神の御子として、日に向ひて戰ふことふさはず。かれ
賤奴
(
やつこ
)
が痛手を負ひつ。今よは行き
𢌞
(
めぐ
)
りて、日を背に負ひて撃たむ」と、
期
(
ちぎ
)
りたまひて、南の方より𢌞り幸でます時に
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ここを以ちて思ふに、
賤奴
(
やつこ
)
意富美は、力をつくして戰ふとも、更にえ勝つましじ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
“賤奴”の意味
《名詞》
下僕。召し使い。奴。
(出典:Wiktionary)
賤
漢検準1級
部首:⾙
15画
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
“賤”で始まる語句
賤
賤民
賤女
賤劣
賤業
賤機山
賤婦
賤機
賤夫
賤子