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賑恤
ふりがな文庫
“賑恤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんじゅつ
50.0%
しんじゆつ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんじゅつ
(逆引き)
鰥寡
(
かんか
)
、孤独、貧困の者は広く
賑恤
(
しんじゅつ
)
するぞ、八十歳以上の高齢者へはそれぞれ
褒美
(
ほうび
)
をつかわすぞと言われても
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
この事実は『
賑恤
(
しんじゅつ
)
は慈善に非ず』Giving Alms no Charity. と題する議会建白書の中でダニエル・ドゥ・フォウがはっきりと述べているところである。
人口論:03 第三篇 人口原理より生ずる害悪を除去する目的をもってかつて社会に提案または実施された種々の制度または方策について
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
賑恤(しんじゅつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
しんじゆつ
(逆引き)
そしてそれに対する町奉行以下諸役人の処置に
平
(
たひら
)
かなることが出来なかつた。
賑恤
(
しんじゆつ
)
もする。
造酒
(
ざうしゆ
)
に制限も加へる。
併
(
しか
)
し民の
疾苦
(
しつく
)
は増すばかりで減じはせぬ。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
われはこれより
茅屋
(
ばうをく
)
のうちなる寡婦孤兒の憐むべき
生活
(
なりはひ
)
を敍し、
賑恤
(
しんじゆつ
)
の必要と其效果とに及べり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
賑恤(しんじゆつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“賑恤”の意味
《名詞》
貧者や被災者などを救済するため金品を与えること。
(出典:Wiktionary)
“賑恤(賑給)”の解説
賑給(しんごう/しんきゅう)とは、賑恤(しんじゅつ)とも呼ばれ、律令制において高齢者や病人、困窮者、その他鰥寡孤独(身寄りのない人々)に対して国家が稲穀や塩などの食料品や布や綿などの衣料品を支給する福祉制度、あるいは支給する行為そのものを指す。
(出典:Wikipedia)
賑
漢検準1級
部首:⾙
14画
恤
漢検1級
部首:⼼
9画
“賑”で始まる語句
賑
賑々
賑合
賑々敷
賑済
賑町
賑本通
“賑恤”のふりがなが多い著者
トマス・ロバート・マルサス
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
島崎藤村
森鴎外