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財
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かね
ふりがな文庫
“
財
(
かね
)” の例文
お前は自身に供給するに足るほどの
財
(
かね
)
があつたら、その上に望む必要は無いと言ふのぢやな、それが学者の
考量
(
かんがへ
)
じやと謂ふんじやが。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
財
(
かね
)
があるにまかせて、随分思い切った振舞をするので、その度に世間の人たちから
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
好
(
い
)
い出世をして、さぞ
栄耀
(
えよう
)
も出来て、お前はそれで可からうけれど、
財
(
かね
)
に見換へられて棄てられた僕の身になつて見るが可い。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
けれども善く宮さん考へて御覧、ねえ、人間の幸福ばかりは決して
財
(
かね
)
で買へるものぢやないよ。幸福と財とは全く別物だよ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“財”の意味
《名詞》
経済学において物質的・精神的に何らかの効用を持っているもの。財貨。
(出典:Wiktionary)
“財”の解説
財(ざい、en: good(s))とは、経済学において物質的・精神的に何らかの効用を持っているもののことである。財貨とも。
狭義には有形財を指して財と呼ぶ場合がある。そのような場合、対比して無形財をサービスと呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
財
常用漢字
小5
部首:⾙
10画
“財”を含む語句
財産
財嚢
財布
財宝
散財
財貨
借財
財政
一切合財
家財
財物
財寶
財産家
空財布
蓄財
財袋
浄財
大財産家
善財童子
蓄財家
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