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諸味
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もろみ
ふりがな文庫
“
諸味
(
もろみ
)” の例文
槽
(
ふね
)
を使う(
諸味
(
もろみ
)
を醤油袋に入れて
搾
(
しぼ
)
り
槽
(
ぶね
)
で搾ること)時に諸味を汲む桃桶を持って来いと云われて見当違いな
溜桶
(
ためおけ
)
をさげて来て皆なに笑われたりした。
まかないの棒
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
帰って来て見ると、由良の老婆の利枝は、久左衛門の台所から、妹が宝のように隠してあった三年
諸味
(
もろみ
)
の味噌を持ち出して、参右衛門の台所へ、どさりと置いた。
夜の靴:――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師)
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
赤の御飯を
炊
(
た
)
く、手づくりの
諸味
(
もろみ
)
の口を切る、海でとった生きのいい魚、陸で集めた自然の野菜、バナナ、パイナップル、それから
信天翁
(
あほうどり
)
を料理した
肴
(
さかな
)
、そういったような山海の珍味を用意して
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“諸味(もろみ)”の解説
もろみ(醪・諸味とも書く)とは、酒や醤油、味噌などの醸造工程において複数の原料が発酵してできる柔らかい固形物。
(出典:Wikipedia)
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“諸”で始まる語句
諸
諸共
諸手
諸声
諸君
諸人
諸方
諸々
諸国
諸肌