“話本(説話(中国))”の解説
説話(せつわ)とは、中国の宋代、市井において一連の物語を語って聞かせた話芸のことをいう。「説」は「語る」、「話」は「物語」の意味である。北宋の首都開封や南宋の首都杭州のような大都会の芝居小屋では演劇や講談、雑伎などがさまざまな出し物があったが、そのなかで話芸に属するものを説話と呼び、「説話」をする芸人を説話人、その記録を話本(中国語版)と呼んだとされている。しかし現代においても話本の定義は定まっておらず、明代の「―話本」と呼ばれる短編小説を話本と言えるかどうかという疑義が増田渉や勝山稔から出されている。
演芸場所は、建物内(勾欄、茶楼、酒館など)のほか、広場、街頭でも行われた。
(出典:Wikipedia)
演芸場所は、建物内(勾欄、茶楼、酒館など)のほか、広場、街頭でも行われた。
(出典:Wikipedia)