“詫証文”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わびじょうもん50.0%
わびしょうもん33.3%
あやまりじょうもん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうもこうもねえ、博労の熊五郎様、ほか一統様へ宛て、詫証文わびじょうもんを書くか、さもなけれや、てめえを裏口へしょッぴいて、馬の小便でつらを洗わしてくれるんだ」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
伊東温泉の日蓮宗の寺に天狗の詫証文わびしょうもんがあるが、これは梵字ぼんじに似ておる。その他にも天狗の書を秘蔵せるものがある。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
さて前回にべました文治郎と亥太郎の見附前の大喧嘩は嘘らしい話ですが、神田川かんだがわ近江屋おうみやと云う道具屋のうちに見附前の喧嘩の詫証文あやまりじょうもんと、鉄ごしらえの脇差と、柿色の単物が預けてあります。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)