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診察
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みたて
ふりがな文庫
“
診察
(
みたて
)” の例文
それを自分の
診察
(
みたて
)
がいゝからなのだと
穿
(
は
)
き違へて、本当は藪医者であるのに気がつかないまでのことである。
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
唯円 (じっとしていられぬように庭をあるく)
橘
(
たちばな
)
様の
御殿医
(
ごてんい
)
のお
診察
(
みたて
)
も侍医のお
診察
(
みたて
)
も同じことなのだ。寿命のお尽きとあきらめられよとのお言葉なのだ。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
「何んしろ永いからなあ。随分弱っているのさ。倉地さんの
診察
(
みたて
)
じゃあこの冬までは保つまい、って話だ」
神楽坂
(新字新仮名)
/
矢田津世子
(著)
「天野北山は蘭医の大家、
診察
(
みたて
)
投薬神のような人物、死ぬと云ったら死ぬであろう」弓之進も愁然と云う。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と
呻
(
うめ
)
き通してゐた。医者は
例
(
いつも
)
のやうに叮嚀に診察をしたが、自分の
診察
(
みたて
)
の届かないところは、お世辞を使ふ外には仕方がないといふ事をよく知つてゐたので
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
「只今将軍家吉宗公、ご大病の身にございますれば、お
診察
(
みたて
)
のほど願わしく、私よりも懇願仕ります」
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
往時
(
むかし
)
から一札の値段は、医者の
診察
(
みたて
)
と同じやうに兎角あやふやなものだが、病人に医者の
診察
(
みたて
)
を信じるものがあるやうに、医者が一札を信じたところでそれに少しも
差支
(
さしつかへ
)
はない。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“診察”の解説
診察(しんさつ)とは、医師・歯科医師が患者の病状を判断するために、質問をしたり体を調べたりすること。医療行為の一つである。医療系国家資格者以外は行うことができない。
診察や検査の結果をもとに医師・歯科医師は診断を行い、治療方針を決定する。
(出典:Wikipedia)
診
常用漢字
中学
部首:⾔
12画
察
常用漢字
小4
部首:⼧
14画
“診察”で始まる語句
診察室
診察所
診察器
診察者
診察衣
診察鞄