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角櫓
ふりがな文庫
“角櫓”の読み方と例文
読み方
割合
すみやぐら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すみやぐら
(逆引き)
ウィリアムも人に劣らじと出陣の用意はするが、時には殺伐な物音に耳を
塞
(
ふさ
)
いで、高き
角櫓
(
すみやぐら
)
に
上
(
のぼ
)
って
遙
(
はる
)
かに夜鴉の城の方を眺める事がある。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
遠くにはお城の
角櫓
(
すみやぐら
)
が見え、その向こうには
大内山
(
おおうちやま
)
の木立ちが地平線を柔らかにぼかしている。左のほうには
小豆色
(
あずきいろ
)
の東京駅が横たわり、そのはずれに
黄金色
(
こがねいろ
)
の富士が見える。
Liber Studiorum
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
鼎形
(
かなへがた
)
の瓶かけに
銀瓶
(
ぎんぺい
)
の湯のたぎる音を聽きつゝ、前面の淀川からお城の
角櫓
(
すみやぐら
)
の白壁までを見渡したガラス障子越しの眺めに感心して、道臣は直ぐ自分の家にもガラス障子を
嵌
(
は
)
めたのである。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
角櫓(すみやぐら)の例文をもっと
(3作品)
見る
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
櫓
漢検準1級
部首:⽊
19画
“角”で始まる語句
角
角力
角笛
角張
角帯
角屋
角々
角樽
角立
角兵衛獅子
“角櫓”のふりがなが多い著者
上司小剣
夏目漱石
寺田寅彦