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見連
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けんれん
ふりがな文庫
“
見連
(
けんれん
)” の例文
またその上に大阪役者の中村
芝雀
(
しばじゃく
)
(後に雀右衛門)を
従兄妹
(
いとこ
)
にもっていたので、東上のおりには、引幕を
遣
(
おく
)
ったり
見連
(
けんれん
)
を催したりする、彼女の生活の色彩は、いよいよ華やかであった。
竹本綾之助
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
殊
(
こと
)
に
彼
(
か
)
の
見連
(
けんれん
)
などという団体見物が盛んになるに連れて、菓子と弁当と鮨とで腹の虫をおさえ、ゆう飯は帰り途で食うか、家へ帰って食うとかいうような経済主義がひろく行なわれて来たらしい。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その雛段にも連中は
並
(
なら
)
んだから、
魚河岸
(
うおがし
)
とか新場とか、
大根河岸
(
だいこんがし
)
とか、吉原や、各地の盛り場の連中見物、その他、
水魚連
(
すいぎょれん
)
とか、
六二連
(
ろくにれん
)
、
見連
(
けんれん
)
といった、
見巧者
(
みごうしゃ
)
、芝居ずきの集まった
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当