“表衣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うはぎ66.7%
おもて33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれらまたその表衣うはぎにて乘馬じようめおほふ、これ一枚の皮の下にて二匹の獸の出るなり、あゝ何の忍耐ぞ、こらへてこゝにいたるとは。 一三三—一三五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
汝のうしろにありしもの今前にあり、されど汝と語るわが悦びを汝に知らしめんため、われなほ一の事を加へて汝の表衣うはぎとなさんとす 一三六—一三八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
黒革くろかわ張りに錠前じょうまえ角当ての金具が光って、定紋のあったとおぼしき皮の表衣おもてはけずってあるが、まず千石どころのお家重代のものであろう。女はこれへ眼をつけた。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)