“衝込”の読み方と例文
読み方割合
つゝこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と訊くと、独身哲学者はもじや/\した頭の毛に掌面てのひら衝込つゝこんで、智慧ちゑを駆り出しでもするやうに其辺そこらを掻き廻した。
味噌汁をこしらへるのに、味噌の煮え立つ前に、すべつこい焼石やけいしなべ衝込つゝこむものがある。かうすると味噌がはつと吃驚びつくりして、その瞬間に所謂いはゆる味噌の味噌臭い匂ひがくなつて、真実ほんとうの味となる。