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衝込
ふりがな文庫
“衝込”の読み方と例文
読み方
割合
つゝこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つゝこ
(逆引き)
と訊くと、独身哲学者はもじや/\した頭の毛に
掌面
(
てのひら
)
を
衝込
(
つゝこ
)
んで、
智慧
(
ちゑ
)
を駆り出しでもするやうに
其辺
(
そこら
)
を掻き廻した。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
味噌汁を
拵
(
こしら
)
へるのに、味噌の煮え立つ前に、
滑
(
すべ
)
つこい
焼石
(
やけいし
)
を
鍋
(
なべ
)
に
衝込
(
つゝこ
)
むものがある。かうすると味噌がはつと
吃驚
(
びつくり
)
して、その瞬間に
所謂
(
いはゆる
)
味噌の味噌臭い匂ひが
失
(
な
)
くなつて、
真実
(
ほんとう
)
の味となる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
衝込(つゝこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
衝
常用漢字
中学
部首:⾏
15画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“衝”で始まる語句
衝
衝立
衝突
衝動
衝撃
衝当
衝角
衝心
衝天
衝々