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血脈
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けつみやく
ふりがな文庫
“
血脈
(
けつみやく
)” の例文
小穴君は又
発句
(
ほつく
)
を作つてゐる。これも
亦
(
また
)
決して余技ではない。のみならず小穴君の
画
(
ゑ
)
と深い
血脈
(
けつみやく
)
を
通
(
かよ
)
はせてゐる。僕はやはり発句の上にも少からず小穴君の啓発を受けた。
僕の友だち二三人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
愈々
(
いよ/\
)
葬式といふ事になつて、
祖母
(
おばあ
)
さんが先年
血脈
(
けつみやく
)
をうけた事を思ひ出した遺族の人達は、早速棺のなかへ納めようと思つて、
祖母
(
おばあ
)
さんが一生の間大事にしてゐた箱を
開
(
あ
)
けてみると
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“血脈”の意味
《名詞》
血脈(けつみゃく、けちみゃく)
(けつみゃく)(context、dated)血管。
(けつみゃく)血のつながり。血統。
(仏教)(けちみゃく)教えが師から弟子へ受け継がれること。また、その系図。
(出典:Wiktionary)
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
脈
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
“血”で始まる語句
血
血眼
血腥
血統
血汐
血痕
血潮
血飛沫
血相
血糊