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蛤
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はま
ふりがな文庫
“
蛤
(
はま
)” の例文
われわれの親愛なる右門にあなごと
蛤
(
はま
)
を二十個平らげさせてゆるゆる昼寝をさせたほうがましなくらいなものでありました。
右門捕物帖:04 青眉の女
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
さアお座敷へお出でなさいよと云われた日にゃア仕方がない、いかに小主水の花魁でも斯うなったら何うも仕様があるまい、事がグレ
蛤
(
はま
)
となった時は馬鹿を見るのが
己
(
おい
)
ら一人だ
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「何も買入れた品物じゃなし、
資本
(
もとで
)
いらずに仕入れた品、見切り時が肝腎ですよ。そうこう云っているうちに、一人でも仲間が上げられたひにゃア、悉皆ぐれ
蛤
(
はま
)
になろうもしれず……」
赤格子九郎右衛門の娘
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
あなごばかりと思ったら、こっちの
蛤
(
はま
)
のほうもなかなかの味だな。この
梅雨
(
つゆ
)
どきに、これほどの薄酢だけで、かくもみごとな味をもたせる腕まえは、どうして江戸随一じゃ。
右門捕物帖:04 青眉の女
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
己
(
おの
)
が勝手で
尾
(
つ
)
いて来ていながら直ぐ懐のグレ
蛤
(
はま
)
を勘定いたし、おっ掛けてまいッたが、今度はお若一人でない、
老爺
(
おやじ
)
が側にいるのでうっかり手出しがならず、様子をうかゞっておるうちに
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“蛤(ハマグリ)”の解説
ハマグリ(蛤、文蛤、蚌、浜栗、鮚、Meretrix lusoria、英:Asiatic hard clam)は、マルスダレガイ科に分類される二枚貝の1種である。食用として一般的な貝類の一つである。俳句文化においては春の季語の一つ。
(出典:Wikipedia)
蛤
漢検準1級
部首:⾍
12画
“蛤”を含む語句
蛤鍋
蛤蜊
蛤町
大蛤
赤樫蛤刃
螺蛤
蛤貝
蛤御門
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雀入海中為蛤
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