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藷
ふりがな文庫
“藷”の読み方と例文
読み方
割合
いも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いも
(逆引き)
明らさまに前の
通
(
とおり
)
へ突出して、それが売物の梨、柿、冷えたふかし
藷
(
いも
)
に、古い精進庖丁も添えてあったが、美術家の目にはそれも入らず。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この
藷
(
いも
)
なかりせば国内の食物は
夙
(
つと
)
に尽きて、今のごとく人口の
充
(
み
)
ち
溢
(
あふ
)
れる前に、外へ出て生活のたつきを求めずにはいられなかったろう。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それが思い出されるときには、きまってその頃母と小さい三人の子供らがよくたべていたあまい匂いのする
藷
(
いも
)
がゆを思い出した。
道標
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
藷(いも)の例文をもっと
(18作品)
見る
藷
漢検準1級
部首:⾋
18画
“藷”を含む語句
甘藷
甘藷畑
仏掌藷
唐藷
薩摩藷
五升藷
仏手藷
蕃藷畑
藷俵
藷焼酎
藷畑
馬鈴藷
馬鈴藷圃
“藷”のふりがなが多い著者
金森徳次郎
金史良
河上肇
与謝野寛
柳田国男
北原白秋
林芙美子
佐藤垢石
与謝野晶子
岡本かの子