トップ
>
藁灰
ふりがな文庫
“藁灰”の読み方と例文
読み方
割合
わらばい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わらばい
(逆引き)
水も空も秋でなくては出ない
碧
(
あお
)
さを出していた。
赤蜻蛉
(
あかとんぼ
)
が今日は高くにいて
藁灰
(
わらばい
)
のように太陽の
面
(
おも
)
をかすめている。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
火鉢には一塊の炭が燃え尽して、柔らかい白い灰は上の
藁灰
(
わらばい
)
の圧力にたえかねて音もせずに落ち込んでしまった。
凩
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
火鉢には新しい
藁灰
(
わらばい
)
などが入れられて、机の端には
猪口
(
ちょく
)
や
蓋物
(
ふたもの
)
がおかれてあった。笹村は夜が更けると、ほんの三、四杯だけれど、時々酒を飲みたくなるのが癖であった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
藁灰(わらばい)の例文をもっと
(8作品)
見る
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
灰
常用漢字
小6
部首:⽕
6画
“藁”で始まる語句
藁
藁草履
藁葺
藁屋
藁屑
藁屋根
藁沓
藁束
藁苞
藁人形
“藁灰”のふりがなが多い著者
村井弦斎
徳田秋声
吉川英治
原民喜
寺田寅彦