“藁店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わらだな90.9%
わらみせ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火事できのこが飛んで来たり、御茶おちゃ味噌みその女学校へ行ったり、恵比寿えびす台所だいどこと並べたり、或る時などは「わたしゃ藁店わらだなの子じゃないわ」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それから第三は非業の死をとげた三日ほどまえにその職務に従い、牛込の藁店わらだなでだんなばくちを検挙したということでありました。
おんなうじなくして玉の輿こしに乗るたあ、そこんところをいったもんだろうじゃあねえか。いい引きがあって、やっと住み込ませてやったあの藁店わらみせの吉田屋さん、あれはおめえ、どうして出たのだ
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)