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薬店
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やくてん
ふりがな文庫
“
薬店
(
やくてん
)” の例文
ラサ府には三軒シナ人の
薬店
(
やくてん
)
があるけれども
其宅
(
その店
)
が一番大きいので、その
主
(
あるじ
)
はまだ三十歳ぐらい、ごく人のよい
方
(
かた
)
で大層親切にしてくれた。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
渋江保さんの話に、渋江氏の若党柴田清助の身元引請人利兵衛は、本町四丁目の
薬店
(
やくてん
)
大坂屋の通番頭で、年給二十両であつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
「いやわたしは
薬店
(
やくてん
)
から薬を買つて鱷に飲ませて、死なないやうにしますよ。」
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
彼
(
あれ
)
は今だに取ってあるだろうノ、妹の
縁家
(
えんか
)
堺屋
(
さかいや
)
と云う
薬店
(
やくてん
)
へ
出入
(
でいり
)
の菅野伊之助と云う
一中節
(
いっちゅうぶし
)
の師匠と
姪
(
めい
)
の若が不義をいたし、
斯様
(
かよう
)
なことが世間へ聞えてはならぬと云うので、大金を出して手を切った
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
店
常用漢字
小2
部首:⼴
8画
“薬”で始まる語句
薬
薬研
薬鑵
薬罐
薬研堀
薬師
薬餌
薬売
薬缶
薬屋