スヽキ)” の例文
合点の行かなかつた子供の時に「スヽキを積んだあるさかいや」と事も無げに、祖母が解説してくれたのを不得心であつた為か、未だに記憶してゐる。
稲むらの蔭にて (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さし物の多くは、元即興的に色々の物をさしたのが、却つてかやうに雑多な発達に導いたものらしい。長久手の戦ひの屏風絵には、籠を負うて、スヽキなどの青草をさした武者が、二三見えて居る。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)