いちぢる)” の例文
また美禰子の絵端書を取つて、二匹の羊と例の悪魔デヸルを眺め出した。すると、此方こつちのほうは万事が快感である。此快感につれて前の不満足は益いちぢるしくなつた。それで論文の事はそれぎり考へなくなつた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)