“荒造”の読み方と例文
読み方割合
あらづくり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっくと削った荒造あらづくりの仁王尊が、引組ひっくさまいわ続き、海を踏んで突立つッたつ間に、さかさに生えかかった竹藪たけやぶ一叢ひとむら隔てて、同じいわおの六枚屏風びょうぶ、月にはあお俤立おもかげだとう——ちらほらと松も見えて
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)