トップ
>
茶菓子
>
ちゃがし
ふりがな文庫
“
茶菓子
(
ちゃがし
)” の例文
この間長きときは三十分もあらん。あたりの茶店より
茶菓子
(
ちゃがし
)
などもて
来
(
く
)
れど、
飲食
(
のみく
)
わむとする人なし。下りになりてより
霧
(
きり
)
深
(
ふか
)
く、
背後
(
うしろ
)
より吹く
風
(
かぜ
)
寒
(
さむ
)
く、忽夏を忘れぬ。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
そこにお母さんでもいたら、大石先生は
叱
(
しか
)
りつけられたかもしれぬ。しかしお母さんは、
茶菓子
(
ちゃがし
)
でも買いにいったらしく、出ていったあとだった。校長先生はにこにこ笑って
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
越後
(
えちご
)
の
高田辺
(
たかだあたり
)
でも、米と
大豆
(
だいず
)
をざっと
炒
(
い
)
って飯に炊いたものがオケジャ、
駿河
(
するが
)
の
志太
(
しだ
)
郡では飯を炒って味をつけたのをウケジャまたは
茶菓子
(
ちゃがし
)
ともいっており、
紀州
(
きしゅう
)
の
熊野
(
くまの
)
などでは
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“茶菓子”の意味
《名詞》
茶を飲むときに合わせる菓子。
(出典:Wiktionary)
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
菓
常用漢字
中学
部首:⾋
11画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“茶菓”で始まる語句
茶菓