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ちゃがし
ふりがな文庫
“ちゃがし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
茶菓子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶菓子
(逆引き)
この間長きときは三十分もあらん。あたりの茶店より
茶菓子
(
ちゃがし
)
などもて
来
(
く
)
れど、
飲食
(
のみく
)
わむとする人なし。下りになりてより
霧
(
きり
)
深
(
ふか
)
く、
背後
(
うしろ
)
より吹く
風
(
かぜ
)
寒
(
さむ
)
く、忽夏を忘れぬ。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
そこにお母さんでもいたら、大石先生は
叱
(
しか
)
りつけられたかもしれぬ。しかしお母さんは、
茶菓子
(
ちゃがし
)
でも買いにいったらしく、出ていったあとだった。校長先生はにこにこ笑って
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
越後
(
えちご
)
の
高田辺
(
たかだあたり
)
でも、米と
大豆
(
だいず
)
をざっと
炒
(
い
)
って飯に炊いたものがオケジャ、
駿河
(
するが
)
の
志太
(
しだ
)
郡では飯を炒って味をつけたのをウケジャまたは
茶菓子
(
ちゃがし
)
ともいっており、
紀州
(
きしゅう
)
の
熊野
(
くまの
)
などでは
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ちゃがし(茶菓子)の例文をもっと
(3作品)
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