“茎頂”の読み方と例文
読み方割合
けいちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはその花がんで実になると、それが茎頂けいちょうに集合し白く蓬々ほうほうとしていて、あたかもおきな白頭はくとうに似ているから、それでオキナグサとそう呼ぶのである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
長い葉柄ようへいそなえ、葉面ようめん楕円形だえんけい重鋸歯じゅうきょしがあり、葉質ようしつやわらかくてしわがある。四月ごろ花茎かけいが葉よりは高く立ち、茎頂けいちょう繖形さんけいをなして小梗しょうこうある数花が咲く。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
葉と同じかぶから花茎かけいいて花が咲くのだが、花は茎頂けいちょうに一りんき、側方そくほうに向こうて開いている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)