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英太郎
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えいたらう
ふりがな文庫
“
英太郎
(
えいたらう
)” の例文
門外に来てゐるのは二
人
(
にん
)
の少年であつた。一
人
(
にん
)
は東組町
同心
(
どうしん
)
吉見九郎右衛門
(
よしみくらうゑもん
)
の
倅
(
せがれ
)
英太郎
(
えいたらう
)
、今一人は同組同心
河合郷左衛門
(
かはひがうざゑもん
)
の倅
八十次郎
(
やそじらう
)
と
名告
(
なの
)
つた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
まだ
暁
(
あかつき
)
の
白
(
しら
)
けた光が
夜闇
(
よやみ
)
の
衣
(
きぬ
)
を
僅
(
わづか
)
に
穿
(
うが
)
つてゐる時で、
薄曇
(
うすぐもり
)
の空の下、風の無い、沈んだ空気の中に、二人は寒げに立つてゐる。
英太郎
(
えいたらう
)
は十六歳、
八十次郎
(
やそじらう
)
は十八歳である。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
英
常用漢字
小4
部首:⾋
8画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“英”で始まる語句
英吉利
英
英雄
英邁
英蘭
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英国
英吉利人
英田