“舟泊”の読み方と例文
読み方割合
ふなどま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おきとほつてゐて、印南野いなびぬ草原くさはらを、はるかにてゐる。そのうちに、とほ加古川かこかは川口かはぐちえてた。あの川口かはぐちは、つてゐるんだ。なつかしい舟泊ふなどまりのあるところだ。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
「今夜はここで舟泊ふなどまりじゃ。ゆるゆる用をすましてくるがよい」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)