“興義”の読み方と例文
読み方割合
こうぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六十代醍醐天皇だいごてんのう延長年間えんちょうねんかん、三井寺に興義こうぎという僧があった。絵が上手じょうずだったので、名人という評判を世間から立てられていた。
むかし延長えんちやうの頃、三井寺に興義こうぎといふ僧ありけり。絵にたくみなるをもて名を世にゆるされけり。つねゑがく所、仏像ぶつざう山水さんすゐ花鳥くわてう事とせず。