“自躰(じたい)” の例文
俊男は今年(ことし)三十になる。某(ぼう)私立大學(しりつだいがく)の倫理(りんり)を擔任(たんにん)してゐるが、講義の眞面目(まじめ)で親切である割(わり)に生徒の受(うけ)が好(よ)くない。自躰(じたい)心に錘(おもり)がくツついてゐるか、言(ことば)にしろ態度にしろ、嫌(いや)に沈むでハキ/\せぬ。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)