トップ
>
翫物
>
がんぶつ
ふりがな文庫
“
翫物
(
がんぶつ
)” の例文
その時相役申候は、たとい主命なりとも、
香木
(
こうぼく
)
は無用の
翫物
(
がんぶつ
)
に
有之
(
これあり
)
、過分の大金を
擲
(
なげう
)
ち
候
(
そろ
)
事
(
こと
)
は
不可然
(
しかるべからず
)
、
所詮
(
しょせん
)
本木を伊達家に譲り、末木を買求めたき由申候。
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
無用の
翫物
(
がんぶつ
)
と
贅沢
(
ぜいたく
)
を禁じたのはいいが、その取締りが度を越したために、商取引が停滞し、倒産する者や職を失う者が多数に出た、また大きな埋立て工事や、川堀の普請の中止などで
赤ひげ診療譚:05 徒労に賭ける
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その時横田
申
(
もうし
)
候
(
そろ
)
は、たとい主命なりとも、
香木
(
こうぼく
)
は無用の
翫物
(
がんぶつ
)
に
有之
(
これあり
)
、過分の大金を
擲
(
なげう
)
ち
候
(
そろ
)
事
(
こと
)
は
不可然
(
しかるべからず
)
、
所詮
(
しょせん
)
本木を伊達家に譲り、末木を買求めたき
由
(
よし
)
申候。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
翫
漢検準1級
部首:⽻
15画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“翫”で始まる語句
翫具
翫
翫味
翫弄
翫賞
翫弄物
翫読
翫具屋
翫右衛門
翫香