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美肴
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びこう
ふりがな文庫
“
美肴
(
びこう
)” の例文
生れつき遠慮ッ気のないほうだから、会釈なしにやっつけますが、
美禄
(
びろく
)
に美人に
美肴
(
びこう
)
と、こう三拍子そろったんじゃ、いかに臆面のない手前でも顔まけをいたします。
顎十郎捕物帳:16 菊香水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
珍膳
美肴
(
びこう
)
を山と集めて、こよい大賓の
盛燭
(
せいしょく
)
に照らさるべく、すでにあらかた調えられていた馳走の数々から
木具魚台
(
きぐさかなだい
)
までが、その晩、明智家の家臣達の手によって裏門から運び出され
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はるばる、荊州から携えてきた
南壺
(
なんこ
)
の酒、襄陽の
美肴
(
びこう
)
に、蜀中の
珍膳
(
ちんぜん
)
をととのえ、
旗幡林立
(
きばんりんりつ
)
の中に、会場をいろどって、やがて臨席した劉璋以下、蜀の将軍文官たちに、心からなるもてなしを尽した。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“美肴”の意味
《名詞》
美味しい酒肴。
(出典:Wiktionary)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
肴
漢検準1級
部首:⾁
8画
“美”で始まる語句
美
美味
美貌
美濃
美人
美作
美事
美麗
美女
美々